2025/03/14 16:30
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2008/03/25 02:35
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俺は極度の緊張に陥ると、おなかを壊すカラダである。 殆どはじめてのデートだというのに、イキナリ俺はNちゃんの家族に招待された。 当日、彼女の家に行ってみると・・・・。 お父さん、お母さん、おばあさん、妹、姉、姉の彼氏・・・。 そして全くの他人の俺である。 完全にアウェーのような状態で鍋をやることになった。 俺がお父さんの真横に着くが、姉の彼氏とお父さんが 仲がよいらしく、俺は蚊帳の外だった。 お父さんはカツラを被っている情報以外俺はまったく知らない。 流石にズラの話なんて不謹慎すぎて話題にならない。 俺は無言で「おいしいっす!うまいっすっ!」といいながら、ひたすら食べた。 そんななか、おなかの調子がおかしくなった。 ”ボコボコボコっっっ!” おなかにオナラが溜まっているようす。 緊張しすぎて、お腹が悲鳴を上げているっ! それでも、彼女と姉が気を使って色々話しかけてくる。 俺はそんなことより、腹痛と戦っていた。 「ボコボコっっ!」 さらにガスが溜まり、今にも暴発しそうである。 俺は正座をしていたが、かかとの部分で お尻の穴を押さえなんとか、もれないように必死だった。 ”ボコボコっ” さらに溜まるガスに俺は悲鳴をあげそうだった。 完全に限界が来てしまった。 ”もう、駄目だっっ!” お食事中に不謹慎すぎるが・・・。 「すみません、お手洗いに・・・」 そう立ち上がると、トイレに直行した。 しかし、トイレの前に妹が立ちはだかる。 トイレに入ってみるが俺は、すぐに気づいた・・・。 これはオナラじゃない・・・。う○この気配だ・・・。 いきなり他人の家にやってきて、いきなり他人の家のトイレでう○こ するなんて、どんだけだよ・・・。オマケにオナラをコイタなんて話にならない・・・。 人って窮地に陥ると何をするかわからないって、このとき初めて知った。 俺はでっかい声で・・・。 「ちょっ!お邪魔しました!」 家族全員がざわついたのを覚えている。 食事中なのに、トイレから玄関を飛び出したのである。 今思えば、とんでもない行儀の悪さである。 招いた客がもくもくと鍋を食べ、招いた客が突然トイレに入り 招いた客が、突然失踪する・・・。前代未聞である。 俺は彼女の近所の公園に駆けつけるが、トイレがない・・・。 ”もう駄目だ・・・。公園で野グソしちゃえ・・・。” そんなことを思って、ズボンを下ろそうとした瞬間・・・。 彼女と妹が心配して俺を探しに公園にやってきた。 俺は本気で失神寸前だった。 彼女と、彼女の妹の目の前で「ダメだっ!う○こ漏れるっっっ!!」 俺はそういい残すと、一人でトコトコと早歩きでコンビニを目指した・・・。 彼女だけ俺の後についてきてくれた。 「がんばって!ヒロくんっ!!」 そんな風にはげまされ、俺は道端でレッドムーンのメディスンと レッドムーンのウォレットを外し彼女にあずけ・・。 「ごめん・・・・俺死ぬかも・・・。」 パンツがずれそうになりながら、早歩きでコンビニを目指した。 薄れ行く意識の中、ミニストップの看板が見える。 「すみません。トイレを貸してください・・・」 ミニストップについて、トイレの目の前でソフトクリームを食べている カップルの目の前で爆音を立てて俺は用をたした。 オナラとう○コの連続のコンボである。 高橋名人でも弾き出せない連射である。 けど、死にそうになったときって恥ずかしくないんですね。 照れ屋で恥ずかしがりやの俺は全く恥ずかしくなかった。 店内はざわついていたのかもしれないが・・・。 俺は勇者のように便座から、立ち上がった。 しかし、彼女の家の人に申し訳がたたず、説明もややこしすぎ・・・。 どうしていいのか、わからなかったのを覚えている。 その後2年以上お付き合いさせてもらったが・・・。 別れた後も俺の伝説は、あの家で今も語り継がれているかもしれない。 PR |
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