俺は27歳になるが、まだまだ青春を楽しめるのではないだろうか・・・。
現在の俺は、昔より落ち着いたがやはり、多感な時期は10代だった。
当時10代だった俺は、タメの女の子とお付き合いをさせてもらっていた。
動物が大好きで、優しい女の子だった。
彼女の夢はトリマーだったな。
俺はそんな彼女が大好きだった。
デートの会話も弾み、俺と彼女で体育すわり芝生で二人でオシャベリ。・・・。
しかし俺はたまらんという気持ちがピークになった。
俺は気持ちをコントロールできなくなっていた。
突然起き上がり・・・。
「ヒャッホーイっっっ♪」
唐突すぎる行動に彼女はビックリしただろうな。
俺は突然彼女のそばからジャンプして・・・。
飛び立つように起き上がり側転をしはじめた。
思い切り側転を繰り返す!
調子に乗った次の瞬間っ!
”バタンッ”
俺は側転のくせに、腰から強打して着地してしまった・・・。
「痛い・・・。いたたたたたぁ・・・・・」
転びやがった・・・。側転のくせに・・・。
あの時の彼女の顔は忘れることができない。
そのときの彼女は俺を見て、どう思っていたのだろうか。
突然、ジャンプし、突然側転をはじめて・・・。
突然腰を強打、突然痛がる俺・・・。
そんな俺にフォローのしようがない・・・。
真昼間の突き刺すような日差しと共に、今は
消し去りたい思い出でのひつとでもある。
PR